予防
予防

口の中には何十億もの細菌が常在しており、これらを取り去ることは不可能です。
この細菌が引き起こす虫歯や歯周病にならないための予防法としては、これらの細菌の塊である歯の表面の汚れ:歯垢をとること=歯磨きが最も大切です。
歯磨きは歯垢をとるだけではなく、歯ぐきのマッサージを行うことも重要です。
歯垢をとれば口臭もなくなり虫歯や歯周病にかかりにくくなります。
また歯ぐきのマッサージは血行をよくし、細菌に対する抵抗力を強くします。
予防方法

磨き残しのないように
歯磨きで磨き残しをし易い部分は、以下の3つです。
- 歯と歯の間
- 歯と歯ぐきの間
- 奥歯の溝
刷掃のポイント
これらの部位に特に気をつけて歯ブラシによる刷掃を行ってください。歯ブラシによる刷掃のポイントは、以下の3点です。

- できれば毎食後行う
- 1日1回は20分位かけて丁寧に行い、寝る前に行うのが理想的である(磨き残しによる歯垢の繁殖が就寝中が最も多いため)
- 歯磨き粉は必ずしも付けなくてもよい(歯磨き粉の成分による爽快感で、磨けてなくても磨けたと誤解してしまうため)
歯ブラシ選びのポイント
歯ブラシは以下の物をお勧めします
- ブラシが付いたヘッド部分が小さめなもの
- ブラシは3列以下のもの
- 毛の硬さは普通のもの
歯ブラシは、ブラシ部分の裏側から見て、毛先が開いて見えるようになったら交換時期です 。

歯と歯の間の歯垢は、歯ブラシでは完全に取り除くことは出来ません。この清掃には、フロスという糸状のものを使います。歯と歯の間を清掃する物には歯間ブラシなどがありますが、歯間ブラシでは狭くて入らない部分などにフロスを使用します。

歯と歯の間の歯垢は、通常はフロスで取り除くことができますが、補綴治療を行って歯を連結した場合やブリッジの場合には歯と歯の間をフロスで清掃することができません。歯と歯の間のサイズにあった歯間ブラシを選び、ブラシ部の先端から歯と歯の間に挿入し、前後にゆっくりと動かして清掃します。

義歯の装着している方で、根面板やアタッチメントを装着している場合の歯の部分には、タフトブラシを使用することをお勧めします。また、歯と歯の間の清掃にも有効です。

フッ素は歯質を強化する効力が高いことから、表面が柔らかい乳歯や萌えたばかりの永久歯に早期に塗布することが非常に効果的です。
乳歯が萌え揃い口を開けることが出来る様になる3歳位から永久歯が萌え揃う12歳位までの間は、3~6カ月に一度は定期的に歯科医院に通院してフッ素を塗布することをお勧めします。
また、高齢者で歯周病が進行した歯は、セメント質と呼ばれる表面が柔らかい部位が露出し、虫歯にもなりやすくなるため、高齢者も定期的にフッ素を塗布することをお勧めします。
フッ素を塗布した後は少なくとも30分間はうがいや飲食はしないようにしましょう。




